富士フイルムブース展示概要 第二弾」では、最適な生産環境を実現する「FUJIFILM Smart Factory」をご紹介しましたが、印刷ビジネスで持続的に成長するには「新たな価値の創出」も重要です。
今回の第三弾では、来場されたお客さまと一緒に印刷ビジネスの方向性を探る「印刷ビジネス魅力発信コーナー」をご紹介します。

■持続的な成長につながる「新たな価値の創出」

富士フイルムブース展示概要 第一弾」でご紹介したとおり、富士フイルムは印刷ビジネスで持続的に成長するために、「タイミング」「品質」「リソース」を考慮して柔軟に工程やスケジュールを組むことが可能な「最適な生産環境の構築」と、新たな売り上げや利益を創出する自社の強みを生かした成長戦略が重要だと考えます。
富士フイルムブースでは、「印刷ビジネス魅力発信コーナー」で、来場されたお客さまに自社のビジネスの方向性を探るヒントをご提供するため、「自社の強みを生かした新しいビジネスモデル」や「柔軟な発想で生み出した独創的な印刷製品」で成功されている印刷会社様の事例を多数ご紹介します。
今回のIGASで、お客さまと一緒に「印刷の魅力」や「印刷ビジネスの可能性」について考え、将来の成長戦略についてディスカッションしたいと考えています。

以下で、「自社の強み」や「印刷の魅力」を生かしてビジネスを展開している事例について、いくつかご紹介します。

■展示例 株式会社千葉印刷様

<展示製品>
「さかなかるた」:魚のキラキラ感やウロコの凹凸感を特殊な印刷技術で再現した「かるた」。見て楽しむのはもちろんのこと、目を閉じて触ったり、水の中で遊ぶことも可能

<取り組みのポイント・強み>
魚のきらめき感を、銀色とCMYKカラーを組み合わせた「メタリック印刷」で表現。またウロコの凹凸は、当社考案のクリアトナーを重ねた「厚盛り印刷」で再現しています。用紙はユポ紙を使用し、水の中でも遊べる商品になっています。
(商標登録第6534122号、意匠登録1691207、意匠登録1691208)

<取り組みの背景>
新型コロナウイルスの影響により多くの方の移動が制限される中、「家にいながら、自然のものを見て、触れて、楽しむ」という体験を提供できないか?」と考えたところから本プロジェクトはスタートしました。
魚の表皮をリアルに再現したこの「さかなかるた」を通じて、目で見て楽しむことはもちろん、実際に手で触れることで、子どもたちの興味や関心事の幅を広げたいという想いから生まれた商品です。




■関連ページ

・富士フイルムグループが考える「印刷スマートファクトリー」の詳細はこちら
・富士フイルムブース展示概要 第一弾はこちら
・富士フイルムブース展示概要 第二弾はこちら
・IGAS2022富士フイルムブース特設サイトはこちら
・IGAS2022 出展プレス発表レポートはこちら
「印刷ビジネス魅力発信コーナー」では、今回ご紹介した千葉印刷様も含め、15社の印刷会社様の事例をご紹介しています。またその他にも、デザイナーとのコラボレーション展示や、メディアの企画へデジタルプレスが活用された事例などもご紹介しています。
富士フイルムブースへお立ち寄りいただき、印刷の未来を再発見してみませんか?